ユーロの財務大臣集会の議長からお叱りが出ました。でも離脱規定がないことですしギリシャは残留するしかないでしょうから、国民投票前のギリシャに対する牽制に過ぎません。
「ユーロに留まる理由なし!!(素直になれば支援してあげるんだから!!)」
なんかツンデレっぽくなりました。
IMFからも支援受け入れへの圧力声明が出ています。
肝心のギリシャ国民は賛成と反対に割れています。この記事に出てくるゴレミさんのようにIMF・ECB連合による緊縮財政で実際に被害を受けている人もいますので、投票結果がどうなるかは全く予想が付きません。
ところで最近中国株が暴落しているとの報道があります。どのくらい暴落しているのかチャートを見てみました。
上海総合指数、SSEC・週足チャート分析<サーチナ・ファイナンス>
高値から約25%の強烈な下げです。騒がれるのも分かります。しかしそれ以前に1年で2.5倍になったことが異常ですね。典型的なバブル崩壊に見えます。短期的に上がり過ぎ・下がり過ぎなので、金融機関がここ1年で融資を急拡大して怪しい債権まるけになっていることが予想されます。
日本のときもそうでしたが、バブル崩壊は崩壊後数年経ってからでないと危機が表面化しません。2-3年すると本当にやばいかもしれません。幸い中国は専制政治ですので、キプロスのように国民の預金に突然税金をかけるなどして公的資金を調達したり、怪しい帳簿を官主導で作成するなどして銀行を救う道があります。真っ黒な国の利点ですね。
参考までに日本のバブルの様子です。
(バブル景気 – Wikipedia より転載)
88-90年の間に2年かけて倍になり、その後10か月で半額に戻りました。今の中国はそれ以上の速度で2.5倍になってますから、半値になるのももっと早いのではないでしょうか。
(追記:今日もかなり下げたそうです。上の図だと2本目の3896の線を割り込んでます。
3日の中国本土市場概況:上海総合は3日続落で5.8%安、政府系ファンド買い支えも(フィスコ) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス)
さて週間成績は-3.9%、年初来+14.1%となりました。今日は売却したエニグモ、イーギャランティ、エスクリが爆上げし、手元に残したBS11、DVx、ユニリタ、ダイキアクシス、フジコーはすべて下がりました。泣けてきますね。
ギャンブラー希望の星4777ガーラも瀕死です。今日の寄りで売った人だけに3日で+35%の最後のボーナスがつきましたね。
9423FRS祭りも終了したようです。PER244倍になってますね。