株主・投資家情報 | GMOペパボ株式会社
未だ売り上げの2/3を占める主力のレンタルサーバー部門で過去最高売上。
積極投資のminneでは売り上げ大幅増+28%(2.7→3.46億円)。アプリダウンロード数は3か月間で4倍の130万DLに。
1Qの売上進捗率25.9%。
一方、広告費3億円増で1.2億の赤字。
順調なもののminne一本が頼りの綱渡りドキドキ決算だ。今日の小休止を挟んで、明日は赤字を懸念した暴落が予想される。暴落したところを拾いたい。しかし暴落しないかもしれない。長期視点を持つ人が多ければ多いほど暴落しない可能性は高まる。過去、エニグモの3/17の決算発表は赤字ではないが大減益予想を出し、一時1040→858と17.5%程度下がった。これを考えるとストップ安の4730→4000円程度まで落ちてくれるかもしれない。買いの基準を決めておけばいいだろう。ストップ安まで下がれば市場はアホ、あまり下がらなければ市場は冷静。市場の値踏みにもなる。
前期の営業利益は7.25億円、純利益は4.1億円。今期は営業利益、純利益とも0円の予定。来期の利益をいくらと見積もるかによって、拾いたい値段が変わってくる。
現時点、1Qで3億円の広告費を使っている。アプリダウンロード数の目標が500万DLなので、広告費は追加投入するだろう。仮に単純で4倍の12億円と見積もる。EC事業2014年度通期の売上は約9.77億円、セグメント利益が3.95億円。1Qの売り上げを単純に4倍すると13.84億円、29%の増加だ。すると広告費抜きの営業利益が8.02億、+4.07億円となる。ここから広告費を引いて-7.93億円。これを前期の営業利益7.25億円と相殺すると、ややマイナスの-0.68億円。だいたい会社予想と一致する。広告の効果によって6800万円の利益は確保できそうだが、上振れするか下振れするかはまだ未知数だ。
来期は広告を何円減らすのだろう。全く予想できない。仮に広告費の増加分が10億減、かつminneの営業利益が25%増、2年間で約5億円の増加になったとする。すると営業利益は2年で+3億円となり、純利益は1.5倍の6億円程度と予想される。現時点の株価4730円の2年後の予想PERは21倍ということになる。これが4000円まで下がれば、予想PERは17.8倍。ここまで下がらないにしても20倍のラインが4490円。これを割ったら買い、割らなければ放置。この方針で行こうと思う。ど素人判断の戦略だが、2年後にどれだけ当たっているか楽しみだ。