Opeth – Pale Communion(2014)


★★★★★щ(゚д゚щ)
2014年特集その3。
オーペスはスウェーデンのプログレッシブメタルバンド。デビュー当時はデスヴォイスでぶいぶい言わせていたらしい。私はこのアルバムで初めて知った。
デス、メタル要素は皆無。やや古めの音の使い方を基調とし、近年の録音レベル・音圧上げ過ぎのメインストリームなロックとは一線を画す。プレイヤーの音量を2割上げる必要がある。北欧らしい哀愁と透明感、内に秘めた熱さを十分に感じさせる素晴らしいアルバムだった。まず2曲目Cusp Of Etenityがすばらしい。後半のギターソロから始まる展開部分は燃え燃えです。ハモンドオルガンとメロトロンに上手なギター、何故か中東的な響きのメロディーなんて燃えるに決まってる。3曲目Moon Above, Sun Belowもどことなく懐かしいメロディーがイケてる。一番ヒットしたのは6曲目River。プログレとカントリーが見事に融合してます。で、後半に中東風メロディーを混ぜたダブルギターソロから始まる大展開部分が最高。ドラムも上手いね。何故か日本風な部分もある。全体的にレベル高し、初期の作品も聞いてみようと強く思わせるバンドだった。今年の大ヒットトップバッターはこれ。


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