CDレビュー: dj TAKA – True Blue (2013)


★★☆☆☆
音ゲーにはbeatmania 2ndmixからずっと親しんできた。自分の音楽的感性には音ゲーが大きな位置を占めていた。そのため、音ゲーのサントラには必ず食指が動く、のだが、年を取って趣味が変わり、今では聞くアルバムいずれも毎回ガッカリする羽目になることが多い。このCDも例外ではなかった。昔はこの人の dj というDJを小文字にしたスタイルを真似たハンドルネームを自分でつけていたものなのだが。

ピアノを多用したトランス系の曲が多く、曲単体では決して悪くないも。が、どれも似ている。進行がかぶってる。1曲目BrokenはColorsとどう違うんだ?3曲目True BlueはTime to empress+Frozen Rayとどう違うんだ?5曲目ZZも完全にAA(嫌いじゃない)の焼き直し、6曲目messageはヴォーカルが耐えられないのでスキップしてしまったし、9曲目ΕΛΠΙΣ、13曲目天空の夜明けはおそらくボス曲なのにださい。12曲目Last Danceはイントロはとてもいいのにヴォーカルが入ったところから曲調が変わって台無し。とどめに14曲目VENUSは何もかも下手すぎる。。

4曲目CARTE BLANCHEと10曲目perditus†paraditusは例外で、とてもよかった。CARTE BLANCHEは浪人時代によく聞いていたトランス大御所のVincent de Moorという人の曲のリミックス。Vincent de Moorの中では一番好きな曲だったので嬉しかった。perditus†paraditusはこれも原曲がVotum stellarumというポップン発の曲で、wacという人との共作。メインテーマが終わった直後の疾走部分+三連符部分が非常に良い。どちらもTAKAさんのオリジナルではない。昔の感性はどこいっちゃったんだろうね。

2枚目のリミックス集も今イチ。rainbow flyer -DUBSTEP RMX!!とColors -sasakure.UK Futurelogic Remix-以外は単調で光るものがなかった。もっと尖ったミックスはないのかなぁ。

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