HSK

2014-09-03の記事で、読んだ文章から単語を覚えていきたいと書いたけれど、早くも一部撤回しなきゃいけなさそうだ。やっぱり、どの言語も5000語レベルまでは覚えるしかなさそうだ。だって何も読めないんだもの。ただし、単語+訳の1対1ではやはりつまらないので、例文が必須。例文がついてる教材は、ネットにはなかなかないので、お金をかけないなら自作するしかない。辞書サイトで一々単語を検索し、例文と関連付ける。で、LanguageTrainerに登録する。
中国語用 字典「造句」で検索すれば例文が出てくる
韓国語用 Naver辞書 検索後、「예문」で例文が出る
フランス語、ドイツ語は捜索中
中国語はHSKのオフィシャル単語集が中国政府?から出てるので、大いに参考になる。これを使う。全部覚えればちょうど5000語レベルだ。少しずつゆっくり覚えていこう。


わからない教材、単語記憶の手段

レベルの高い教材は使用するべきでない。毎文毎文に知らない単語が出てくるようでは時間がかかりすぎる上に、文章の意図が読み取れず読んでいる意味がなくなってしまう。
というわけで中国語の教材を人民网からNHK World Chineseに変更した。まだまだネイティブの文章は無理。
単語の記憶のためにSVLのような単語集を使う人が多いようだけれど、あまりやりたくない。理由は単純で、面白くなさそうだからだ。そりゃ漏れがあるかどうか調べたりするのにはいいかもしれないけど、目標はテストで点を取ることではなく、海外の文章を読めるようになること、聞けるようになること、なので。学習序盤に基本単語を覚えるのはしょうがない。何も読めないから。でもそれを超えたらあとはゆっくりであろうとひたすら文章を読んでいきたい。で、文章に出ていた単語を一つずつ確実に覚えていく。そうすれば読んだ文章のイメージごと単語が記憶できるし、何より、楽しい。序盤は、子供用の絵本をたくさん読むのが理想か。問題は、外国語の絵本なんぞ日本にないことだ。
受験時代もターゲット1900は全然やる気が出ないけど速読英単語は大いに効果があった。今となっては速読英単語も文章がつまらないので、何か他の物を探すんだろうな。


語彙力

語彙力レベル測定テストによると、私の語彙力は7001-8000語程度、ということらしい。適当に検索して引っかかったサイトだと大体ネイティブの8歳くらいに相当するらしい。
ここによれば7000語ではせいぜい6歳程度。普通の中高生で20000語だから、ここまでこれば困ることはほぼなくなるだろう。ただ先が長すぎる。中学校で英語の学習を始めてもう20年近くになるのだから、同じペースで学習してあと40年かかる計算になる。
実感としては、大学入試が終わった時点で4000語、洋書の意味が何となく分かるレベル。5000語くらいで辞書を引きながらなら大抵の本が読めるレベルらしいので、どの言語もこれを目標にしたい。すると4言語で20000語。なんという数だ、と途方に暮れるが、1日に5*4単語覚えれば1000日、3年だ。そんな大した年月じゃない。
しかし5000語ではまだ不安だ。最近、4年前には全く歯が立たなかった新聞記事の筋が分かるようになってきた。ゆるりと勉強を再開した時期が4年前なので、この時点でまだ4000語レベルだったはず。これではまだまだ不足で、やはり7-8000語というのが一つの目安になるのだろう。
正直な話、語彙さえあればほぼ何でも読めると思う。というのも、外国語を読むにあたって、知らないことが一番の障壁になるからだ。文章の筋は日本語とそれほど大きくかけ離れているわけではない。リスニングも同様だ。速さに慣れれば、後はそれぞれの単語からどれだけイメージを喚起できるかどうかにかかっている。これも筋は日本語と変わらない。特異な表現も結局知ってるかどうかでしかない。文章を書くとなると正確な文法知識は不可欠だが、これも大量に読んでいればあとは慣れでカバーできるだろう。もちろん、日本語で読めないものは外国語でも読めない。


学習方法見直し

一昨日に書いたことを踏まえて、今の外国語学習方法を見直さなければならない。
・わからない教材は効率が悪い
分からないものをいくら読んで聞いても分かるようにはなかなかならない。読書百篇意自ずから通ずとも言い、確かにその通りだとは思うが100回読んでいる時間はない。人生は有限である。
分かるものを確実に1つずつ理解していくのが遠回りのようで一番の近道である。
・繰り返し
特に単語を覚えていないような時期は、何事もマスターするまで繰り返すのが効率の悪いようで一番効率がよい。数をこなしても左から右へ抜けるだけで意味がない。それよりも、確実に覚えていることを増やすのが良い。そうすれば、レベルの高い文章でも分かることを手掛かりに意味を推測しやすくなる。
これらを踏まえて各言語ごとの対策を立てる。
・英語
文章は初見で大体わかるので、量を増やすべき。リスニング能力はバックトゥザフューチャーのように筋を知っていればなんとかなるが初見は苦しい。初見で10分〜数十分の教材を繰り返して意味が分かるまで聞く練習をするべき。
・フランス語
易しい文章なら何とか理解できるが時々基本的な単語が抜けているので、随時チェックする。理解があやしい単語は辞書を参照しながらゆっくり読むのがよさそうだ。リスニングはかなり苦しいので、NHK Worldなど意味が推測できそうなもので慣れるのがよさそう。
・中国語
漢字なので文章は何となく意味が分かるが読みがまったくだめ。単語の読みの記憶を徹底するべき。幸い中国語の動画は字幕があるので、字幕を見ないで漢字を想像できるまで聞き込むのが良い。そうすればリスニングもできるようになって一石二鳥のはず。
・韓国語
2年ほどハングルに触れていて未だにほとんどの単語を見ただけで判別できない。あの文字は慣れるまで時間がかかる。まず単語から。
・ドイツ語
超基本的な文章の反復から。意味がソラで分かるようになったら次の教材へ。


カンボジア VAYO FM 105.5

ラオスには音楽チャンネルが見つからなかったので、カンボジアからVAYO FM 105.5。公用語であるクメール語には声調がないので、中華圏の言葉よりは平板になるが、促音(ッ音)が多いのでやはりなじみのない言葉だ。カンボジアポップは80年代ごろのJPOPを彷彿とさせる古いサウンドが特徴だ。聞いた時間帯が悪いのかもしれないが、床屋の有線(まだあるんだろうか?)でかかっていそうな演歌系泣き曲ばかりで、アップテンポな曲が皆無。熱帯気候だけあって笛とパーカッションが熱い地域特有のダルさを感じさせる曲もあるが、BPM80くらいでノロい。同じ熱帯でもブラジルとなんでこんなに違うんだろう。


タイ SEED 97.5

今日は経済発展著しいタイからSEED 97.5。MCは少なめで、ヒット曲と思われるタイの曲が連続してかかる。まれにCMも入る。タイ語は独特だ。アラビア語もそうだけれど、うねうねして全く読める気がしない。初めてハングルを見た時もそう思ったから、慣れの問題なんだろうけれど。音声に関しては、声調があるけれど全体的な雰囲気は韓国語に近い。ベトナム語とも通じるところがある。
タイのポップスは韓国に続いて楽曲クォリティが高い。洋楽と聞き比べても遜色のない楽曲が多い。でも何言ってるか分からない。そしてWhere is my boy〜とやっぱりサビで英語が入ることがある!アジア人だなあ。ロックから正統派ポップス、ダンス系にラップ、バラードまで何でもこなす。ぶれた曲は少なく、安定している印象だ。


台湾 KISS FM

台湾からKISS FM。台湾の中国語はr音が少なく、日本人が習った中国語を発音しているようで、聞きとりやすい。この放送局はDJの語りがあまりなく、何曲も連続でかける。もうちょっと語りが聞きたいのだけど。中国と違って音質は良い。かかる曲もレディーガガばりのビキビキEDMからふつーのバラード、ゆるいロックにハードロック、イケメンが想像されるような弾き語りなどなどバリエーション豊富だ。そしてサビでstay away〜などと英語を混ぜることはもはや東アジア共通の文化と呼んでもいいだろう。大陸や半島と比べると、楽曲のテイストはより日本に近い。


中国 北京人民広播电台 音乐广播 FM974

今日は中国のFM974。日本の地方のFM局のような、悪乗りしない、落ち着いた音楽系番組が中心。謎のロゴが飛び交うウェブサイトのセンスは悪いが、放送自体は悪くない。中国のネットラジオは総じてビットレートが低いことが難点。
中国のポップスはKPOPよりも日本のものに近い。日中韓に共通しているのは、サビに突如英語が混じること。西洋コンプレックスはどの国にも共通しているようだ。そして、メロディーに何となくダサいスパイスが効いていること。こいつがあるとごく親しみを感じる。韓国も中国も魂で聞ける曲が多いように感じる。嫌中嫌韓の人たちって信じられない。


韓国 Radio GFM

ラジオを録音できるようになったのがうれしいので、せっかくだから全世界のラジオを聞いてみようと思った。なるべく一般の音楽番組中心で、国内向けのものを。いろんな国のカラーを聞いてみたい。昔は高価な短波ラジオを使って必死で周波数を合わせなければ聞けなかったのに、それも近くの国限定で。ネットラジオ万歳。
今日はまずお隣の韓国、Radio GFM。まず初めに聞いた番組がオールディーズを扱うものだったのか、日本のド演歌そっくり!その後も昭和の臭いがプンプンする曲のオンパレードで、最近の洋楽テイストなKPOPとまったく違っていた。韓国から昭和ウェーブを浴びせられるとは思っていなかった。
明日は中国の予定。


ラジオ

聞く力が足りないのでラジオを聴こうと思い立った。ラジオを録音するソフトとしてradikaがある。4月からradikoの仕様が変わって、一部のファイルを変更しないと再生も録音もできなくなったが、このソフトは非常に便利で、番組表をゲットして簡単に予約録音ができる。多重録音も可能だ。
早速、1週間分の気になる番組を全部録音した。合計30時間くらいあるのではと思われる。好きな番組ができたら、毎週録ってみよう。
また、GetAsfStreamを使えば、海外のラジオ番組も予約録音できる。これは番組表や時差と照らし合わせる必要があるので少々面倒だが、Clover.FMと組み合わせれば全世界のラジオの視聴と録音ができる。好きな放送局を選んだらページのソースを見て、mms://で始まるアドレスをGetAsfStreamにコピペしてやればよい。これで音声教材には困らなさそうだ。