CDレビュー: Verve Jazz Masters 51 : Blossom Dearie


★★★★★
かわいいです。とにかく声がかわいい。ジャズヴォーカルというと煙草で喉が焼け切った姐さんがかすれ声をジョワーと聞かせてくれるのが定式だと思ってましたがこの人の歌を聴いて自分の固定観念のアホさ加減が明るみになってしまいました。許して。6曲目Someone To Watch Over Me、7曲目L’Etang、ラスト16曲目The Party’s Overが特に破壊力高いです。ヴォーカル入りジャズとしては第一級のおすすめ。聞いてください。

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CDレビュー: Verve Jazz Masters 50 : Sonny Stitt


★★★★☆
スタンダードなジャズでグッと来たのは初めてかもしれない。このシリーズは色んなアルバムから寄せ集めた(と思われる)ごちゃまぜなベスト盤といった趣で、ステレオだったりモノラルだったり録音が突然荒くなったり順番もめちゃめちゃ。そんな統一感のないアルバムだけれど、一人のアーティストの演奏をざっと知るにはうってつけだ。05 Walkinのように鼻で吹いてるような軽快な演奏から03 Sonny’s tune(モノラル)のようにはっちゃけたり06 Do Nothin’Till You Hear From Meのようなしっとり演奏もこなす(でもちょっと軽いかも)。

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CDレビュー: 上原ひろみ – Alive(2014)


★★★☆☆
ジャズピアニスト上原ひろみの最新作。ここ最近の3作はいずれもピアノ+エレキベース+ドラムのトリオであり、ジャズというよりは殆どロックに近いスタイルの楽曲が特徴。上原さんのこなれた曲作りはさすがと言わざるを得ないが、何かが足りない。このアルバムはドラムの下手さが際立つ。特に3曲目Dreamerはひどい。序盤にピアノとベースが半拍ずれてドラムがシンコペーションになるところでずれまくりで、がっくりとくる。期待が高かった分がっくりも大きい。1曲目の後半のドラムラッシュもよく聞くとピアノと激しくずれている。のれない。8,9曲目は良かったので残念。

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