CDレビュー: Ray Bryant – Ray Bryant Trio (1957)

★★★☆☆

ジャズの100枚。シリーズもようやく20枚目となりました。レイ・ブライアント(1931-2011)はアメリカのジャズピアニスト・作曲家です。ジャズメンとしては珍しく長生きですね。

良くも悪くもクセのない演奏

バラードからアップテンポ、ピアノソロと一通りそろったアルバムです。彼のピアノは流麗で癖が少なく、かすかな哀愁を漂わせつつタバコの煙のように流れていって、あまり後に残りません。

そう、印象が薄いんですね!どういう感想を書こうかとても迷うアルバムでした。Djangoは好きな曲なんですがあまりにもスタンダードすぎて、安心して聴けるんだけどそれ以上のものではないのです。

聞き流すのには最適かもしれませんが、私はまだ耳が成熟していないので、もっと創造的な演奏を期待してしまいます。。

 

 

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