Pythonでやりたいこと

いまPythonを学んでいるのは、スキルの向上に加えて言語の簡潔さ・拡張の容易さ・ライブラリの充実性に惹かれたためだ。とくにPythonはデータ解析処理ライブラリが充実している。
金融商品のテクニカル分析による未来予測にはあまり意味がないと思っている。明日上がる・下がる、という判定をするのは避けたい。ただしデータ解析には意味がある。いまどのような状況なのかを知るためにどうしても必要だ。具体的には、日足情報を使ったデータ解析、XBRL財務情報を使った定性分析に使用したいと思っている。
また、昨日一昨日の武田薬品の件ではっきりしたのは情報収集の必要性だ。後付の知識であの時こうしておけばよかった、ああすれば正解だったなどとは誰でも言えるが、13時に出たニュースを2時間以内に補足して行動するためにはそれなりのシステムが必要だ。私は時間が無くて新聞やニュースサイトをほとんど読めていない。googleニュースを開きっぱなしにして身の回りの重大ニュースだけは見逃さないようにしているが、インプットしている情報量はあまりにも少ない。
昨今、グノシーやニュースピックスなど、ニュースアプリ・ニュースまとめサイトの乱立が進んでいる。インターネット上のニュースサイトは紙媒体を駆逐しつつある。しかし私は、ニュースサイトには紙媒体に比べると欠点があると感じている。

・ネットニュース
○利点
即時性がある
あらゆるジャンルのニュースサイトがあるので、情報が偏らない
無料
×欠点
ランキング制になっていることが多く、網羅性に欠ける
広告に頼るためサイトが重い
1ページ当たりの情報が少なく、読むのに時間がかかる
・紙媒体
○利点
網羅性がある
読みやすい
携帯性がある
×
書いてから出版まで半日程度かかるので、即時性に欠ける
基本的に有料であるため何社も比較することが金銭的に難しい
情報量に偏りがある

ネットニュースの最大の欠点は、網羅性の不足だ。1画面に表示できる情報量は少なく、大抵のサイトはその即時性ゆえに1画面を超える情報がすぐに流れていって消える。実際は記事は存在するが、リンクに辿りつけない。また、多数の記事が見出しに折りたたまれてしまうので、重要なニュースでもタイトルだけ見てスキップしてしまう危険性が高い。さらに広告やデザインの関係で、画面内で本当に必要な情報は全画面の1/4程度だ。テキストと写真だけがあれば十分なのに、余計なものを大量に見せられてしまう。
なので、私は自分流のニュースまとめアプリを作成したい。ボタン一つでチェックしているサイトのヘッドラインと本文全部をダウンロードし加工して、自分が便利と思うようなレイアウトで表示させたい。グノシーやニュースピックスのように他人が選択した情報は嫌だ。網羅的にヘッドラインを作成した上で、軽快に紙媒体のようにざっと全体に目を通せるような仕組みを作りたい。そうじゃないと時間が足りないのだ。広告をスキップしたり、動画をダウンロードしようとして動作が重かったり、欲しい情報に全然辿りつかなかったり、そんなロスの大きすぎるニュースサイト巡りはもう嫌なのだ。Introducing Pythonの一発目のYoutube用のコードで感動したので、Pythonを使えば十分実現できるんじゃないかと思っている。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。