Amon Tobin – ISAM(2011)


★★★★★((((・ิ(・ิω(・ิω・ิ)ω・ิ)・ิ))))
前作Foley Roomは中途半端な印象を受けたが、このアルバムは、針が右側触れ切ってとんでもないものができてしまっている。決まった形、お決まりのパターンの繰り返しとしてのビートは、完全に姿を消してしまった。前作で取り入れつつあった自然音は、なんと反転させられ、自然音をベースとした電子音として我々の耳に届くのであった。。音圧アゲアゲのド迫力、かつ、不定形な電子の怪物。新世界のサウンドだ。
1曲目Journeymanでまず衝撃を受ける。不穏なカサカサした電子虫の後から電気的オーロラが見えるよ!3曲目ダブステップ風のGoto 10も全く聞いたことのないサウンド。シュールで破壊的だ。5,11曲目は混沌の中に哀愁が見える。9曲目Kitty Catはヴォーカル?曲ながら意味不明の中に優しさが見える名曲、12曲目Dropped From The Skyも遊んでるくせに音圧高すぎの極太サウンドという変な曲だ。
文句なしの最高傑作。自分的には、今年聴いた電子音楽ではぶっちぎりの1位だ。しかしアメリカAmazonでの評価は低い。なんでやねん。


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